おしながき
読み得!2019年、ワイモバイルスマホのスペックの見方を大公開!CPU、ROM、RAM、プラットフォームがわかる!
スペックを読めるようになれば、あなたのスマホが価値を生み出します。
スマホをいざ買おうと思った時、何が良くて、何が悪くて、何を選べば自分に合っているのかがわからない。
そんなことありませんか?
ゲームをよくやる方にはゲームがやりやすいスマホを選択すべきでしょうし、そんなにスマホは使わないけどバッテリー切れは嫌だから電池が長持ちするほうがいい。
ビジネスマンの方であれば、必要なものが最低限シンプルに使える仕様がいいでしょうし、
運送業の方は事前連絡するのに10分の無料通話があるといい。
スマホは良く落としちゃうから、頑丈で割れないスマホがいい。
サーファーの方で水濡れが心配だから防水機能は欠かせない。
写真を良く撮る方なら、カメラの品質や画質は落とせない。
写真をたくさん撮りたい方、動画をたくさん撮りたい方なら対応メモリーカードは大きなほうがいい。
女性の方であれば、手に収まる軽くてスリムなスマホのほうが使いやすいでしょう。
見たい番組がいつでも見れるワンセグは外せない。
新聞の代わりにスマホを見るので、画面は大きいほうがいい。
耳が遠いのでVoLTE機能は外せない。
急速充電機能は朝バタバタするから外せない。
人によって、求める機能や性能は様々です。
もちろん、全部付いていたほうがいいに決まっていますが、本当に必要なものに絞って選択したほうが、かえって満足度は高いものです。
例えば、あなたが車を買うとします。
カッコよくて速い車が欲しければ、自ずとスポーツカーになるでしょうし、
荷物がたくさん載る車がほしければ、ワンボックスカーになります。
家族がいれば、ファミリーカーが選択肢になります。
維持費用を抑えて使いたいのであれば軽自動車になるでしょう。
遊びで車を持ちたいと考えるならオープンカーという選択肢も出てきます。
でも、これを全部選択することは出来ないですよね。
目的を絞って検討したほうが、あなたにとってより良いスマホを選ぶことに繋がっていくのです。
でも、何をどう確認すれば、自分にあったより良いスマホに辿り着けるのでしょうか?
わざわざ、店舗に足を運んで確認するのも手ですが、店舗の方は別の思惑があって、月末までにこの機種を○台販売しなきゃいけない。
というノルマがありますので、本来の目的とは違う機種を紹介されたりすることもあるでしょう。
やはり、このあたりは自分の目で確認して選択するというほうが賢い選択になるでしょう。
つまり、
スペック表を読めるようになれば、比較も自分で出来るようになるので全て解決します。
でも、CPU、ROM、RAMなど難しい言葉が並んだスペック表はなんだかめんどくさそうで難しそう。
そう思っている方のために、誰にでもわかりやすくスペック表の見方について説明させて頂きます。
本編を読めば、プロの目線でスマホを選べるようになることは間違いありません。
なぜなら、私自身が店頭販売を行っていた経験があるためです。
プロの目線で、初めての方にもご理解頂けるよう案内を工夫して、お伝えさせて頂きます。
ちなみに、この章を読み終えたあなたは、スマホだけでなく、パソコンやタブレットの性能比較も出来るようになっていますので、ぜひご覧いただければと思います。
ここからは、ワイモバイルのホームページを例にご案内していきます。
まずは、商品のざっくりとした特徴から見ていきますね。
上記は実際にワイモバイルのホームページから、商品ページへ移った画面になります。
今回、例に挙げる機種名はアンドロイドワンS5という機種になります。
この時点でわかることは、おサイフケータイとワンセグは付いていないということです。
「何が付いている」というよりも、「何が無いか」で判断して頂きたいです。
つまり、ワンセグ、もしくはおサイフケータイ機能が絶対必要だと考える方は、この商品は選ぶべきではありません。
ただ、機能を省いているからこそ、メリットがあるはずです。
ワンセグ、おサイフケータイの優先順位はそれほど高くない、そのような方は次のステップに進んでいきます。
詳細を確認したいので、「特徴」から「スペック」を確認し、詳細を確認していきます。
すると以下の画面へ変わると思います。
この時点で正直、めんどくさい
そう思われる方も多くいらっしゃると思います。
その反応は正しいです
でも、この表を理解することで、スマホの選択肢を絞ることで月額料金が1,480円~6,782円の間で変わってくることを考えると、月額で最大5,302円の違いになってきます。
年間だと63,624円、二年間で127,248円の違いとなって現われてきます。
つまり、この章には127,248円の価値があるので、読んでいきませんか?となると話は変わってきます。
明確な目的をもって、この章をご覧いただければ幸いです。
それでは本題に入っていきましょう。
まずは、基本スペックの見方からご紹介させて頂きます。
上から順に説明していきますね。
基本スペックを読めるようにしよう
スマホのサイズの読み方はこうやって読もう
まずはサイズです。
アンドロイドワンS5の場合は約W71×H148×D8.1mmというサイズになっています。
これを額面通りの内容で理解したとしても大きな意味は持ちません。
今使っているスマホや携帯電話と比較してみてください。
今お持ちのスマホや携帯に関しては、メーカーのホームページを検索すればサイズが載っているはずです。
定規で確認する方法でもOKです。
今使っている端末の数値とこのアンドロイドワンS5の数値を比較して欲しいのです。
幅、長さ、厚みなど、今使っている端末と比較してどうでしょうか?
幅は同じだけどだいぶ長くなっている、とか厚みが違うとか、気づくポイントが出てくると思います。
数年前のスマホを使っている方なら、その数値の違いをイメージするだけで、どれだけ現在のスマホが改善されているのかを知ることになると思います。
現在のスマホはこれまでの幅広のモデルではなく、縦長のスタイルをトレンドとして、持ちやすくて情報量を増やしたものにしています。
また、重量も性能を上げながら少しずつ軽くなっています。
待ち受け時間と通話時間、バッテリーの容量について確認すべきこと
次に、待ち受け時間と通話時間、バッテリーについて見ていきましょう。
このアンドロイドワンS5の場合は、バッテリーの容量が2,600mAhとなっています。
他社のスマホと比較してみると、現在のスマホは3,000mAh程度となっていることがほとんどですが、アンドロイドワンS5は2,600mAhです。
他社のスマホと比較して8割ちょっとのバッテリー量では力不足だと感じるかもしれませんが、シャープの場合は液晶を改善することで消費電力を減らしています。
結果として待ち受け時間や通話時間をロスすることなく2,600mAhで充分だとしています。
でも3,000mAhだったら、もっと長時間の待ち受け時間や通話時間を確保できるのでは?と考える方もいらっしゃるかもしれません。
でも、この商品の場合はバッテリーが重量に及ぼす影響を考えバッテリーを「前モデルのアンドロイドワンS3」よりも1g軽い142gとしているのです。
軽くなったにも関わらず、連続通話時間3G回線で290時間向上、連続待ち受け時間についてはLTE状況で45時間も向上しています。
充分な能力を持たせたまま、女性の手に収まるボディサイズ、手首に負担を掛けない軽量なボディに抑える。
こういうところにもメーカーの想いが詰まっているんですよね。
充電時間も155分から145分へ向上しており、急速充電にも対応しています。確実に進化していることが分かりますね。
プラットフォームについて知ろう
ここからは、プラットフォームについて説明していきます。プラットフォームは「足場」「土台」という意味です。
スマホで言うと、土台となる「言語」になります。
現在では、アンドロイドとアップル社が提供しているアイフォンなどに使われているiOSの実質二択になっています。
このプラットフォームに関しては、どちらが良い、どちらが悪いとか、という問題ではないと思っています。
iOSに関しては、完成度の高いプラットフォームであるがゆえに、自由度が少ないですが、期待を裏切らない品質があります。
アンドロイドに関しては、完成度は低い代わりにあえて自由度を高めているため、自分自身が作り上げ行く喜びが詰まったプラットフォームだと考えています。
どちらを選択しても良いと思いますし、どちらを選んでも間違いはないと思っています。
CPU、ROM、RAMについて知る
CPUとROM、RAMについて説明しますね。
ここからは、パソコンやタブレット選びにも使える知識になります。
まず、基本的な作りはスマホもタブレットもパソコンも全て同じです。
名称については各々なぜか呼び方が違いますので、この点について説明しますね。
名称は違っても、内容は同じです。
今回の話題のメインはスマホですので、スマホ目線で話を進めていきます。
CPUがどのようなものかを知ろう
まずはCPUですが、これは何かと言いますと人でいうと脳みそにあたります。
単位はGhz(ギガヘルツ)で表します。
またCPUの計算機はコアと言います。
このCPUには、コアひとつのCPUや2コアのCPU、4コアのCPU、6コアのCPU、8コアのCPUがあります。
スマホやパソコンのスペックを確認するとき、コア数を以下の言い回しをするとプロっぽく聞こえます
1コアであれば⇒シングルコア
2コアであれば⇒ダブルコア、もしくはコアツー、
4コアであれば⇒コアツーデュオ、もしくはクアッド
6コアであれば⇒ヘキサコア
8コアであれば⇒オクタコア
上記のような言い回しで言います。
パソコンショップやスマホショップに行って「このスマホはオクタコアモデルですか?」なんて聞くと、店員さんは間違いなくパソコン関係に詳しい人なんだ、と認識します。
なお、コアが多いほうが高級品であり、高性能ということになります。
また上記で触れたGHzですが、2GHz、2.5GHzのようにGHzの頭に数字が入りますが、これが処理能力を表します。
目安としては1GHzあればyoutubeのちょっと荒い映像程度なら処理して再生することが出来るようになります。
ここまでの説明で、会話に付いてこれていますか?ココの部分は重要なので、もしわからなければ、もう一度ゆっくりとで構いませんので読み直してください。
CPUの応用編
たとえば、3GHzのシングルコアと2GHzでオクタコアのCPUではどちらの性能が良いと思いますか?
答えは、
3GHzのシングルコアは3GHz×1=3GHz
2GHzのオクタコアは 2GHz×8=16GHz となるので、2GHzのオクタコアCPUのほうが、5倍処理能力が高いということになります。
この考え方で、まず問題ありません。
パソコンショップやスマホショップのスペック表を見るだけで、どれが一番サクサク動いて、どれが一番遅いのかを一目瞭然で確認できるようになります。
現在ワイモバイルで販売されているスマホであれば、インターネットの接続や、地図を確認する程度の使い方であれば、どの製品を選んでいただいても問題はありません。
ザックリ、数値が髙ければ高いほど、レスポンスが速いというイメージでいいです。
ROMについて知る
ROMというのは、イメージで言うと、机です。
小さな机の上で仕事をするよりも、社長机のような広いデスクの上で仕事をするほうが効率的です。
以前は1Gの机が多かったのですが、現在では3GBの広さを持った机(スマホ)がスタンダードになっています。
上級モデルになると、4GB、6GBのモデルが販売されています。
上記で記載しているCPUとROMは密接な関係があり、CPUがどんなに良くても、ROMの量が少ないとCPUの本来の能力が発揮できません。
これは、パソコンやタブレットも同じです。パソコンの場合、多くの製品でROMの追加が可能です。
ROMを追加すると、処理能力が劇的に変化します。
そのうえで、豆知識になりますが、ROMの場合は電源が入っている時だけは保存メモリとしての活用が出来ますが、電源がオフになるとそれまでのデータが消えてしまいます。
パソコンで、様々な処理をしているときにフリーズしてしまうことがあると思いますが、再起動すると治ってしまうことがほとんどだと思います。
これは、メモリ不足によることが多いです。
もし、ご自宅のパソコンの立ち上がりや処理が遅い、よくフリーズする。なんて場合はROM不足が原因であることが多いです。
RAMについて知る
RAMとは、机で言うと引き出しです。
単位はGB(ギガバイト)で表します。
どのくらいの情報量かと言いますと、DVD画質で4.7GBで映画一本分だと言われています。
音楽だと、1GBでCD音質で32曲分程度入ると言われています。
1GBでは写真だと40,000枚程度です。
スマホの容量は現在の基本は32GB程度になります。
実は、以前のスマホのほうが容量は64GBや128GBなどの大容量モデルが多かったのですが、現在ではインターネット上に保存するというやり方が多くなってきましたので、それほど保存容量は必要なくなりました。
例えば、インターネットサイトで友達を作るFacebookや動画投稿サイトと言われるYoutubeなどがその代表例だと思います。
スマホに保存していなくても、インターネットに繋がることで、写真や動画が保存できるようになっています。
それに、アンドロイドのスマホであれば、SDカードの追加が出来ますので、写真や動画を保存しておきたいという方は、256GB、もしくは512GBまでの写真や動画が保存できるようになっています。
基本的にはそこまで、必要はないかと思いますが、拡張性が高いのはアンドロイドのほうが有利ですね。
それでは、ここまでお伝えしたところで、現在ワイモバイルから販売されているスマホの処理能力ランキングをお伝えさせて頂きます。
CPU力のところについての計算式は以下になります。
例=Android One S5のCPUはSDM450(オクタコア)1.8GHzだから、1.8×8=14.8
メーカーを問わず、ざっくりとした上記の計算式にしています。
CPUの組み合わせによって、その計算方法が必ずしも正しいわけではありませんが、ひとつの目安にはなると考えます。
この表は機種変更の際にもご活用いただけるように、販売終了したモデルの情報も添えています。
2.3年前の上級モデルでも、日々のスマホの進化で初級レベルのスペックになってしまっている機種が多いところを見ると、やはり一定のスペックが長く使うためには必要だということが見えてきますね。
CPU性能で言えば、超上級~中級モデルでは大差はないですね。性能的にはiphone10を買うぐらいならこの二強から選択したほうがコストパフォーマンスも高いですし、柔軟性が高いと個人的には思っています。
RAM性能でいえば、中級モデルは3GB、上級であれば4GBといったところですが、超上級モデルになると6GBのモデルが並んでいます。
CPUだけでは大差が無いように見えてしまいますが、このRAM量が余力を作ってくれますので、操作したときに、一瞬待つのか、動かした瞬間に動き出すかの違いになってきます。
通常のボードゲーム程度であれば気にならないのですが、3Dのゲームとかになってくると、このあたりが致命傷になってきます。
もし、ゲームなどの負荷がかかるアプリをよく使われるかたは迷わず超上級モデルをご使用ください。
普通に動画を見たり、ニュースを見たり、ラインをしたり、写真を撮ると言った方であれば、中級モデルで充分です。
ほとんどの方は、中級モデルで充分だと思いますし、ワイモバイル側でもそのあたりを熟知していますので、ラインナップで重要視しているのは中級モデルあたりになっていますし、デザインも豊富なので激戦区になっています。
ニュースをみるだけ、ラインもちょっとする。 という使い方であれば初級モデルでOKです。
目的別に分けたワイモバイルスマホの選び方
カメラ優先であれば、ダブルレンズ機能搭載のp20、X5をおススメます。さらにこだわりたい方にはMate20Pro,Mate10Proのライカレンズを押したいです。
ライカとは、1913年から続いているドイツ老舗のカメラメーカーで多くの有名人が使っていることでも有名です。
福山雅治さんや木村拓哉さん、松任谷正隆さんなどが愛用していることでも知られているメーカーです。
以下の写真は実際にP20で撮影したものですが、光の加減や色合い、雪の表情までちゃんと撮れている非常に高性能な写真であることが伝わってくる写真になっています。
また、全体で最高のバランスを取っている、つまり良いとこどりを狙うのであればX3です。耐衝撃機能や全体の機能バランスを考えた際にオールラウンダーなのはX3です。ただ、横幅が広いので男性であれば問題はありませんが、女性の方であれば幅広ボディはキツいので、p20などが選択肢に入ってくるのかなと思っています。
いずれにせよ、ここで迷うのがスマホ選びの醍醐味ですよね。
サクサクの処理性能を取るのか、バッテリーの持ちを取るのか、耐衝撃性能の安心感を取るのか、様々選択肢はありますが、何を最優先にすべきなのかはあなたの判断次第です。