
最近よく聞くし、よく見る「ワイモバイル」一緒に言われている「格安スマホ」の正体とは何か?いまさら聞けなくなっていますよね。今回は「格安スマホ」の定義と「格安スマホ」の詳細についてご紹介いたします。現在、たくさんの携帯会社がありますが、実は携帯会社にも二つあります。MNOという形態の携帯会社と、MVNOと言われる携帯会社です。
おしながき
ワイモバイルとは何?なぜ安いの?ソフトバンクとのつながりは?
何がどう違うのかと言いますと、映画で例えると、
MNO=映画を作り配布する業者
MVNO=レンタルビデオショップ
ざっくり言うと、こんな感じです。
映画を作って配布することが出来る業者(MNO)はドコモ、au、ソフトバンクがこれにあたります。レンタルビデオ店にあたる業者は現在格安スマホとして販売を行っている楽天モバイルやマイネオ、UQモバイル、イオンモバイルなどがこれにあたります。どちらも映画を見ることは出来ますが、MNOは映画を作ることもできるのです。
つまり、親会社にあたります。これを一覧にした表がありますのでこちらをご覧ください
ざっくりでOKですので、あーこんな感じなのね。と見ていただければ理解が深まると思います。MNOでも、MVNOでもどちらも携帯電話を使うことが出来ますが、やはりメリットとデメリットがあります。
MNOとはどういう位置づけ?
MNOの場合は映画配給会社にあたるので、自分自身で映画を作り、俳優や女優を揃えなければなりませんし、そもそもの台本も準備しなければなりません。映画を撮影するにあたり、カメラの準備も必要ですし、カメラを撮影するスタッフや俳優や女優を雇うのに高額な費用を払って準備する必要があります。つまり、莫大なお金がかかるのです。撮影にかかる経費を支払うために撮影した映画を見るひとに振り分けてお金を払ってもらうので高額になってしまいますが、品質は折り紙つきです。
いい映画を作ればもちろん儲かりますし、駄作映画を作ってしまうと儲かりません。映画を作るという自由、選択肢があるので、時代やトレンドをしっかりと見極めて運用すると莫大な利益をもたらします。
MVNOとはどういう位置づけ?
レンタルビデオ店にあたるMVNOは映画配給会社が作った映画の権利を買い取り、見る人にレンタルでお金をもらって生計を立てます。映画を作る費用が掛からないから安く映画を提供できますが、どんなにいいアイディアがあっても映画自体を作ることは出来ませんので、出来上がった動画を貸し出すしか方法がありません。また、レンタルビデオなので、貸し出し出来る本数にも制限があります。
現在、MVNOと言われる電話会社の多くはNTT回線、auの回線を使っています。
ざっくりとMNOとMVNOについて説明しましたが、イメージだけでもご理解いただけると幸いです。
ここからはMNOとMVNOについて踏み込んで解説します!
今あなたがいる場所で使える電波の数が5個あったとします。電波を使いたい人は6人います。でも使いたい電波の数は5個しかないので、1人は使えません。
ここで、だれを優先して電波を使うかを決めなければなりません。MNOとMVNOではMNOが優先されますので、待つのはMVNOということになります。つまりMNOの回線を最優先で手配するため、MVNOを使っている方は基本後回しになります。格安だから、優先順位が低い→つまり、時間帯や地域によっては繋がりにくい事情が発生するのです。
これが繋がりやすさの違いとなって出てきます。MVNOは自社回線はなく、他社が引っ張った回線を「間借り」しているからなのです。改めて、MNOとMVNOの表を見てみると、「格安スマホ」で販売しているワイモバイルだけがMNO扱いとなっています。
ワイモバイル回線が、MVNOと違い圧倒的に早くて繋がる理由は?
理由は、ワイモバイルという会社はウィルコムや、イーモバイルといった前身となる会社があり、その会社独自での回線の運用をおこなっていたという独自の事情があり、さらにソフトバンク回線を使うというハイブリットな回線の使い方を行っているからです。
だから、ワイモバイルは回線が強く、早くて繋がりやすいのです。
ワイモバイルが格安回線と比較して他社のMVNOより圧倒的に強い理由はここにあります。
ワイモバイルの周波数帯一覧表
ワイモバイルの周波数帯の解説
ワイモバイルの押さえるべき周波数帯は1.3.8.41なのです。ここが使えれば問題ありません。では今度はそのBand帯を個別にどんな特徴があるのかを解説します。
Band1は全国をカバー
Band1の2.1GHz帯はドコモもauもソフトバンクも使っている全国各地をカバーする周波数帯となります。FDD-LTEという通信方式になります。日本で発売されているSIMフリースマホでBand1である2.1GHzが使えないスマホはありませんので、基本周波数ととらえていただければ充分です。
Band3は東名阪をカバー
Band3の1.7GHz帯は東京、名古屋、大阪と人が多くて通信の量も多い地域をカバーしている周波数帯です。東名阪以外で使うなら関係ないです。逆に東京から名古屋間で電話を使われる方なら、対応している携帯電話を選択しておかないと使いにくい携帯電話になってしまいます。こちらもFDD-LTEという通信方式になっています。とはいえ、Band3も普通は対応しているメジャーな周波数帯なのであまり心配しなくても大丈夫です。
Band8はつながりやすいプラチナバンド
Band8の900MHzはプラチナバンドと呼ばれる電波です。2.5GHz帯など高い周波数帯の電波に比べて、900MHzと低い周波数帯の電波はやわらかく、透過する性質を持っていて、建物内や地下などつながりにくい場所でその力を発揮します。プラチナバンドは速い通信速度こそ望めませんが、山間部などのエリアをカバーしたり電波の届きにくい場所をカバーしたりする電波なので、これがひろえるひろえないで快適さがずいぶん違うのです。ドコモ回線だとBand19、au回線だとBand18、ワイモバイルも含むソフトバンク回線だとBand8がこのプラチナバンドに該当するので、ここをおさえているスマホを買った方がいいですね。
Band41つながると速いAXGP
2.5GHz帯のBand41はTD-LTEと呼ばれる通信方式で、今までの回線と位置づけが異なります。ソフトバンク系ではこのば2.5GHz帯をAXGPと呼んでいて、高速なネット通信を可能にするBand帯となっています。先ほど説明したプラチナバンドがつながり重視だとすればこのAXGPは速度重視の回線だと言えます。しかしこの2.5GHz帯は高速通信が可能な反面、障害物、高層階、地下など電波が届きにくい場所が苦手でつながりづらかったりします。いくら高速通信に寄与しても、そもそも電波が届かなければ使い物になりません。au系で言うとwimaxという規格も2.5GHz帯となっておりBand42で運用されています。
wimaxが建物内や地下でつながりにくいという話を聞いたことがある人がいるかもしれませんが、この理由は2.5GHzという繋がれば速いけど障害物には弱い周波数帯を使っているからです。このBand41に関しては安めのSIMフリースマホだと対応していないことが多いです。
Band11と28について
先ほどの表に乗せていませんが、ワイモバイルではBand11と28という周波数帯も使っています。しかしながらこの11と28に関してはあまり重要ではないのでスルーしてもいいと思います。ワイモバイルのSIMをSIMフリースマホで使うならBand1.3.8はマスト。Band41はあった方が望ましいですが、41のためだけにわざわざハイスペック機種を買う必要もないと思います。Band1.3.8さえ対応していれば快適に使えると思ってもらって大丈夫です。
周波数帯は助け合い
どの周波数帯がいいとか悪いではなく、スマホは色んな周波数帯を組み合わせて使うことで便利に使えるものです。つながりが悪ければつながりやすい電波で、高速通信が可能な場所では速い電波でとそれぞれの特性を生かして補完し合っています。またSIMフリースマホによってはCA(キャリア・アグリケーション)という複数の周波数帯を束ねてより速い速度で通信可能な技術に対応している機種もあります。そういった機種だと速さとつながりが強化され、更にこの助け合いの精神が生きています。
電波のまとめ
ワイモバイルの押さえるべき周波数帯は1.3.8.41となります。11と28はスルーしても大丈夫です。
「ワイモバイル」の評判が高い3つの理由とは?
理由その1 ワイモバイルはきちんとつながる
きちんとつながる回線をもっていることは、多くのお客様が選択する判断基準のひとつです
ワイモバイル自体、ソフトバンクが100%株主だから、回線の提供は安価でワイモバイルに貸し出し出来ますし、そもそもワイモバイルの元となっている、イーモバイルやウィルコムの回線、電波網もそのまま活用していますので、非常に途切れにくい、かつ早い回線を手に入れています。これで競合他社の格安スマホとはレベルの違う電波サービスを提供出来ているから、安心してつながる回線を使うことが出来るのです。
理由その2 ワイモバイルは価格が明瞭で安い
価格が安いスマホを提供することは、多くのお客様が選択する判断基準のひとつです
既に出来上がっている回線を使うことで、回線を維持する経費も最小限だから、提供価格も抑えることが出来ているのです。また価格についてもスマホプランのS/M/L料金の3タイプだけ、10分以内の通話であれば何回かけても無料、また料金プランによって提供されるインターネット料も定額だから使いすぎてしまう心配もありません。基本的に携帯代金も料金の中に含まれているので別途費用の発生はありません。もし、インターネットを使い過ぎても通信制限がかかるだけで追加料金は不要。インターネットはそのままご使用いただけます。
理由その3 ワイモバイルはアフターサービスでお客様の困ったに応えます
困ったときに相談が出来る店舗があるかどうかは多くのお客様が選択する判断基準のひとつです
安いからといって、故障や破損してしまった場合の対処をしてくれないと困ります。携帯電話は人と人とをつなぐライフラインでもありますし、仕事をするうえでも欠かせない存在です。その携帯電話が故障や画面割れで使えなくなったとき、頼りになる店舗って格安スマホではどのくらいあるのでしょうか?
下記はMVOと言われるキャリア携帯会社、MVNOと言われる格安スマホ会社の一覧です。
LINEモバイルや楽天モバイル、DMMモバイルなどはNTTの回線を使ったMVNO。UQモバイルやJ:COM、TikiTikiなどはauの回線をつかったMVNOとなります。ちなみに、マイネオとみおふぉんはNTTとau回線を選択できるようにしているところが面白いですね。でも掘り下げたいところはソコじゃないんです。各MVNOと店舗数について調べてみました。
格安スマホ各社の修理対応可能店舗数一覧
修理の受付対応を行っている店舗を1,000店舗も持っている会社はワイモバイルだけです。取扱店舗数であれば4,000店舗にも上ります。他のMVNO会社は全て、インターネットでの受付対応となっており、修理自体を受付していないMVNOもあります。
改めて大切なのでもう一回、言います。
携帯電話は人と人を繋ぐライフラインでもありますし、仕事をするうえでも現在では必須のアイテムとなっています。つまり、携帯なくして生活が出来ないというレベルにまで携帯電話の価値が上がっているのです。その携帯電話を困ったときに迅速に対応してくれない会社にまかせられますか?
ワイモバイルであれば全国に1000店舗以上の修理対応を行っている店舗がありますのでまず安心です。確かに、ドコモやauの店舗数には及ばないかもしれませんが、そもそも毎日店舗にいく必要はないでしょうし、ちょっとだけ足を延ばせば店舗に行けます。困ったときに行ける店舗があることが大切なのです。その分、料金が半額以下になるというメリットを考えれば問題ではないと思います。
ただ、他のMVNOと言われる格安スマホを購入する際はそのサービス内容をしっかり理解してから購入してください。また、店舗があるからといってメリットばかりがあるわけでもありません。店舗のメリットとデメリットについても知り、賢い買い方でうまく使い分けてください。
ワイモバイルをショップで購入するメリットとデメリットを明確に説明します
メリット①スマホが故障したときに店舗があると助かる
スマホを突然落としてしまって、画面にヒビがはいってしまったり、ヒビだけならまだしも壊れてまったくつかえなくなってしまった。
なんてことになってしまったら困りますよね。スマホが故障したときに店舗があると、すぐに店舗に持っていって修理の手続きであったり、代替品の手続きをすることが出来ます。直接スタッフの人とやりとりが出来るので、メーカーに問い合わせたり、携帯会社に連絡したりという二度手間がなくなるので、やはり店舗があるのとないのでは大きな開きがありますね。
メリット②スタッフの人に直接質問出来る
メールの使い方や設定の変更など、ワイモバイルに関係するわからないことを直接スタッフの人に質問することが出来ます。わからないことを気軽にきくことが出来るので大手キャリアのように手厚くサポートを受けることが出来ます。
メリット③機種を手に取ってみることが出来る
ワイモバイルではオンラインショップでもスマホを購入できるのですが、実際に手に取ってから検討したいという方も多くいらっしゃると思います。そんな時は実際にワイモバイルの店舗に行って、実際の操作性であったり、質感であったり、新機種の下見など、店舗に行ってはじめてわかる部分も多いのです。
デメリット①店舗が混雑していると待ち時間が長い
もちろん、空いていればすぐに対応していただけますが、もし先客がいるとその先客の対応が終わるまで、いつになるかわからない状態で待ち続けなければいけませんし、あとに予定を入れているとアセアセしてしまい、ゆっくりと対応して頂きたいのにこっちの時間が無い、なんてことになりかねません。
デメリット②申し込み時に店舗特有の不必要な店舗契約事務手数料5,000円がかかる
ワイモバイルの店舗で申し込みをする場合には、店舗事務契約手数料として5000円が取られます。これは痛い出費です。500円ではなく、5000円ですからね。コレを回避するためには、不必要なオプション5つも加入しなければならなくなってしまうので大きな痛手です。大手キャリアにもこういった動きがあって、「今月は加入して、不要なら来月解約してね!」というアレです。今月だけは無料でも、来月以降には解約しないと無駄なオプション料金を支払わないといけなくなってしまいます。
じゃぁどうすればいいの?
オンラインから申込みをすればいいのです。
オンラインで申込みをする場合はオプションに強制的に加入させられる必要もないですし、店舗の契約手数料5000円を払うこともありません。待ち時間もありませんので、申込みについてはインターネットで24時間あなたの好きな時間にじっくり確認して申し込みされることを強くおススメします。サポートに関しては、契約後は契約者として店舗でサポートは当然シッカリ受けられます♪
まとめ:契約はインターネット、契約後のアフターサービスは店舗に相談に行くのが賢い購入方法です。また多くの方が毎月の月額料金が現状の半額以下になるため、ネットで一日も早く乗り換えないとMNPの番号移行にかかる解約金を含めても、乗り換えたほうがお得です。
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